日本PTA全国研究大会日記Part1

 8月21日〜23日までの日程で第62回日本PTA全国研究大会(長崎大会)の城前小代表として参加させていただき、有り難うございました。

 うるま市PTA連合会総勢82名の中に加わり実り多き研修となりました。
 城前小学校メンバーとして、多良間千賀子PTA会長・山城明日香広報委員長・伊波常之生活指導委員長・糸数昌宗ふれあい委員長・新里ありさ総務委員長及び私の6名が参加しました。 日P大会を簡単に報告致します。

2.8月21日(移動日)
  日程の初日は、移動日で那覇空港を出発し、福岡空港に到着し、バスで長崎県に入りました。

3.8月22日(大会一日目)
(1)「第4分科会:広報活動」長崎ブリックホール
(2) テーマ「見たい 知りたい 参加したい つなぐ広報活動

  (3) 実践発表1

 長崎ブリックホールで行われた第四分科会は、広報活動のあり方について参考となることがいっぱいありました。
  まず始めに行われた長崎県PTA連合会の実践発表では、PTA新聞に記事を書く時の共通理解が示されました。
 「誰にでも分かりやすい易しい文章で書くこと」「美辞麗句を使わないこと」「堅苦しい表現にはしないこと」などが執筆の共通理解が大切だと力説していました。
  また、広報委員会は、専門部で一番なり手のいないイメージがあるが、実際広報活動に携わってみると、たくさんのことを学び,人を結びつける「絆」を感じたと話していました。

    (4) 基調講演
  講師としてジャパネットたかたの代表取締役・高田明氏がテレビを通して「感動を伝えたい。生涯夢を持ち続け,日々精進している」ことを熱く語りました。

(高田明氏曰く)
「伝えることは難しいけれど、広報活動はとても重要ですばらしい活動であること を理解させるために努力しなければならない。しかし、自分では伝えたつもりなのに90%の人に伝わらなければ広報の意味がない。だから私は、テレビを通して,視聴者が 分かるように五感で一心に伝えている。
  もし私に本の執筆依頼があれば【九十秒の人生】というタイトルの著書を書きたいと 考えているが,広報活動は、短い時間にいかに分かりやすく、一心で伝えることが大切 である。私のモットーは【生涯青春 あと51年(男性世界最長寿年齢126歳まで)生きる」

 (5) パネルディスカッション
  基調講演の後に行われたパネルディスカッションでは,コーディネーター(元長崎新聞社報道記者・現教育ジャーナリスト)と高田明氏を含む3名のパネリストによるパネルディスカッションは、聞き応えのあるものでした。特に,パネラーの一人として佐賀県武雄市役所職員の山田泰輔氏の実践に驚きを感じましたフェイスブックを通して人口約5万人の小さな武雄市を有名にしたことが印象に残りました。山田氏の話から、フェイスブックもPTAも広報活動の一つとして、キャッチボールのような相互交流的役割を果たすものを心がけ、個人や地域・企業とのつながりを築く手段できることを学びました。
 また、会場からの質問タイムでは、「もし、高田明社長がPTA広報部長だったら、どのような取組をしますか?」という問いかけがあり、高田明氏は、 「とにかく継続・繰り返しが大切。一回では意味がない。徹底してやらなければ、おもしろさや『参加して良いよね』などの良さが分からないと思います。また、子どもを中心に置き,子どもを巻き込む広報部長を心がけたい。」と歯切れ良く答えました。
 さらに、会場からは、PTAポジティブ(ositive)・シンキング(T hinking)・アソーシエイションA ssociation)と考え、前向きにPTA活動に取り組んでいるという感想意見があったが、城前小学校から参加した多良間千賀子さん、山城明日香さん、伊波常之さん、糸数昌宗さん、新里ありささんの5名は、この言葉を実践している役員だと感じました。

 ※基調講演及びパネルディスカッション等、会場内の写真撮影は、禁止されておりましたので、写真は長崎の風景を掲載しました。ご了承下さい。