人権教育講演会
11月18日(火)、伊計小中学校元校長・森根千寿子先生をお招きしての教育講演会を開催しました。

 城前小学校では、今年度から「いじめ防止基本方針」を作成し、いじめの根絶をテーマに教育活動を進めてきました。その一環として、PTAふれあい委員会主催による「人権教育講演会」を計画し、森根先生にご講話を依頼し、実現しました。

 司会は、ふれあい委員長の糸数さんが上手に会を進めて下さいました。

 授業参観日に合わせて開催された人権教育講演会には、城前っ子,教職員,保護者総勢700名が森根先生の語りに引き込まれていきました。

 時には、ユーモラスな口調で語り、会場を和ませたかと思うと、時には嘆きに近い表情で参加者に「人を思いやる心の大切さ」をうったえました。

 また、森根先生のご講話後のアトラクションとして、6年生が「なかま」という歌を披露しました。講演会のテーマに沿った歌詞内容に心を打たれる美しい歌声でした。最上級生としての自覚を持って合唱した6年生は、石川・恩納ブロック音楽発表会でも高く評価され、来る11月26日,沖縄市民会館で開催される中頭音楽発表会にも選出されました。

 森根先生は、教育講演会後,保護者だけを残して保護者向けの講演会PART2を行いました。保護司の役職もされている森根先生は、「子育ては、とても大変な苦労があります。でも、兄弟を比較して叱ると人格を否定することになるので、それはやめましょう。あくまでも誤った行動をしたことを叱れば子どもたちは、健やかに成長します。」と語りました。

 保護者のみなさんは、うなずきながら森根先生の話に耳を傾けていました。

  

 特に保護者向けのまとめで話された「教育は教育」「育児より育自」という格言は、子育てに悩む保護者の勇気づけになる言葉になったのでないでしょうか。

 森根千寿子先生,貴重なご講話ありがとうございました<(_ _)>